女性宰相は絶対確実に誕生する-高校生の示す未来- ― 2005年11月15日 23時06分50秒
最近の若者に接している人、特に人事採用などを担当している人などは、若い人々の中で「男性より女性の方が何だか優れている」という、「性差別的」な感覚を抱くことが多いのではないでしょうか。
日本青少年研究所による『国際比較からみた日本の高校生』によると、「あなたのクラスでは、次のことについて、男子と女子ではどっちが多いですか?」という質問に対して、たとえば日本では次のような回答になっています(数字は%)。
これらの数字をみると、「やはり」と思ってしまいます。しかも、中国・米国とほとんど逆転している項目ばかりです(「自分の目標をもって頑張っている人」などの男女比較は同傾向ですが)。
すべて個々人の女子と男子とを比較したうえで、これらの項目で上回っているということではありませんが、勉強・読書などはもちろん、面倒見が良く、コミュニケーションも上手で、クラスの人気者・リーダーになっている女子高生の姿が浮かび上がってきます。
はみ出すワルをするのも女子が多いし、あるいは教師や校則に反抗するのは、正義感の発露という面もあるかもしれませんが、それも男子よりは女子の方が多いわけです。
ともかく、もしこの高校生の傾向が大人になっても持続するなら、20・30年後の日本の経済・政治のリーダーには、女性の方が多くなるということも大いにありそうです。
ということで、女性経営者、女性政治家が当たり前になり、もちろん女性宰相は珍しくなくなるのは確実です・・・・っていうのは、少し楽観的?でしょうか。そういう傾向が強まる方が、男女双方にとって望ましいと私は思います。それとも、無能な男性が権益を維持できる社会・文化システムを再強化しますか?
日本青少年研究所による『国際比較からみた日本の高校生』によると、「あなたのクラスでは、次のことについて、男子と女子ではどっちが多いですか?」という質問に対して、たとえば日本では次のような回答になっています(数字は%)。
|
男子 が多い |
女子 が多い |
自分の目標をもって頑張っている人 | 10.0 | 40.9 |
クラスのリーダーになっている人 | 21.7 | 42.0 |
クラスの人気者 | 23.3 | 35.8 |
先生によく反抗する人 | 26.7 | 38.5 |
文化活動に熱心な人 | 8.2 | 55.4 |
他人の面倒をよくみる人 | 5.7 | 53.9 |
読書が好きな人 | 9.0 | 58.7 |
政治や経済などに関心がある人 | 12.0 | 27.7 |
授業中、よく手を挙げ、質問する人 | 20.5 | 36.9 |
校則をよく守らない人 | 14.9 | 40.7 |
困難なことに挑戦する人 | 11.3 | 30.1 |
これらの数字をみると、「やはり」と思ってしまいます。しかも、中国・米国とほとんど逆転している項目ばかりです(「自分の目標をもって頑張っている人」などの男女比較は同傾向ですが)。
すべて個々人の女子と男子とを比較したうえで、これらの項目で上回っているということではありませんが、勉強・読書などはもちろん、面倒見が良く、コミュニケーションも上手で、クラスの人気者・リーダーになっている女子高生の姿が浮かび上がってきます。
はみ出すワルをするのも女子が多いし、あるいは教師や校則に反抗するのは、正義感の発露という面もあるかもしれませんが、それも男子よりは女子の方が多いわけです。
ともかく、もしこの高校生の傾向が大人になっても持続するなら、20・30年後の日本の経済・政治のリーダーには、女性の方が多くなるということも大いにありそうです。
ということで、女性経営者、女性政治家が当たり前になり、もちろん女性宰相は珍しくなくなるのは確実です・・・・っていうのは、少し楽観的?でしょうか。そういう傾向が強まる方が、男女双方にとって望ましいと私は思います。それとも、無能な男性が権益を維持できる社会・文化システムを再強化しますか?
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