社民党首選、残念2005年12月03日 16時59分06秒

社民党首選 福島党首以外に届け出なく、無投票で再選

「格差社会を作り、憲法を変える自民党政治の大きな流れに対抗軸を持つのは社民党。『連帯の核』となり、一人でも多くの人と手をつなぎたい」。再選後に党本部で記者会見した福島氏は、護憲の党是を改めて強調すると同時に、2期目の課題として女性や若者など新たな支持層の拡大を掲げた。

前原民主党が期待できない今、政党レベルでは、社民党・共産党に頑張ってもらうしかない。そう思っているだけに、共産党の先の中央委総会にしても、今回の社民党の党首選にもがっかりしました。

「党首として福島みずほの抱負」を読んでも、政策としては支持できてるのですが、「がんばり続けよう」ということ以上に具体的な戦略がみえません。

福島さんの行動力やひたむきさは、わかるけれど、テレビでの論争でも、定型的な発言が多く、噛み合った切り返しが弱い。何より、現在の状況に合った「社会民主主義」像を理論的にもイメージ的にも打ち出してほしいのに、社民党の人たちを見ると、どうしても<古い>。辻元清美氏保坂展人氏が前面に出るべき時なのでは。