怒りを感じる事件2005年12月06日 17時44分07秒

「耐震強度偽装問題」、「小学生殺害事件」。いずれも強い怒りを感じる。

質は異なるが、それぞれ、「市民社会」の内部で、さまざまな立場での取り組みを必要としているし、それが始まっている。

欠陥マンションは本当に他人事ではない。私の近所にも該当建物がある。被害者が手を携え始めているようだが、専門家やNPOの支援と結びつき、現実を動かしていくことを願う。また、昨日の朝、近所の通学路では小学生の保護者たちが辻々に立って誘導していた。全国で自発的に人々が動き出している。

行政や国家の責任や施策も問われる。しかし、人々の連帯や支援も大きな役割をはたす。

「自己責任」を説いて弱肉強食・責任放棄を推進する、小泉らの新自由主義路線の嵐が吹き荒れていても、民衆の「思いやり」や連帯が死ぬことはない。

ところで、耐震強度偽装問題は、このブログの一連の記事によると、実は政治スキャンダルにもなりかねない問題のようだ。