ガイアの夜明け 絶望職場に光を2008年05月06日 23時04分49秒

テレビ東京で「ガイアの夜明け 絶望職場に光を!~働くものに明日はあるか・第2章」を見た。

ドキュメンタリーとしては、最上とはいえないかもしれないが、ここに出てくる人々の画面に現れない、葛藤や苦悩に思いをいたすことができた。

田原某を筆頭とする、メディアで大きな顔をして社会をあれこれ論じる連中には、この番組に登場するKDDIの国際オペレーターやガソリンスタンドの若者の言っていることは、わかるはずもないだろう。
格差や貧困という実態を指摘することが、資本主義を否定することだと思っている、洗脳された人々はまだまだこの社会ではメインストリームなのだ。

でも、御手洗某さんの会社がスポンサーで、天下の日経が「協力」を掲げる番組で、このような内容を制作・放映できる日本社会への愛国心(パトリオティズム)を再確認できたともいえる。
このクニの未来は、この現実と本当に格闘して、御手洗某をはじめとする優秀な経営者、洗脳に長けている御用評論家たちを圧倒する論理と倫理を、庶民が突きつけることができるかどうかにかかっている。

そして、結局、お前は何をしているのか!という問が戻ってくる。
今の私には、昨日の記事に載せた中島さんの歌を彼女/彼らに送るしかないが。

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