祝『丸山真男の思想がわかる本』出版2007年01月16日 22時38分04秒

 民主党大会があり、「民主党」批判や「共産党による野党協力否定」批判など論じたいことが多々あるのですが、今日、ネットを見たら、ブログ「世に倦む日日」に久しぶりに「丸山真男の思想がわかる本」の記事が載っていました。

 心より出版をお祝いいたします。

 以前に、出版のことは書かれていたので、待望していました。まだ、入手しておらず内容を見ていないのですが、とりあえずエントリーを読んで、予想通りだったことと、少し予想と違っていたことがあります。

 予想通りだったことは、thessalonikeさんが、「市民のための丸山真男ホームページ」の作者であったということ。私のように、「世に倦む日日」と「市民のための丸山真男ホームページ」の両方の読者だった人は、「そうではないか」と推察していたと思います。
 「市民のための・・・」の「 菅直人と朝日新聞のテルミド-ル12日- 第18回参議院選挙に寄せて -」などの鋭い時論的分析は本当に秀逸で、私はとても多くの刺激を受けました。(加藤哲郎教授等の研究者から「市民のための・・・」は、高く評価されていました。インターネットによる市民的学術文化の画期を切り開いたものだったでしょう)

 予想外だったことは、
「出版された本の内容が本の原稿は10年前に書き上がっていて、そしてすでに10年間公開されているのである。書き直す部分は基本的にない」
とされている点です。
 おそらく「あとがき」などに、経緯が書かれているのでしょうが、あのサイトの内容があらためて出版されるということの意義は大きいと思います。
 「世に倦む日日」が更新されないのは、新しい原稿を書かれているからだろうと、私が勝手に想像していたので、予想外な感じがした次第です(余計なお世話ではありますが。もしかしたらネット言論の有効性論ともリンクするのかも)。

 「市民のための丸山真男ホームページ」の諸論文のすべてが収録されてはいないでしょうが、ともかく、「戦後レジーム」の根本破壊が企図されている、この政治状況中での、この出版は本当に喜ばしいことです。

コメント

_ 齋藤良助 ― 2007年02月11日 09時01分46秒

「丸山真男の思想がわかる本」拝読しました。懐かしかったです。感想などを秀和システム気付けで送りました。また拙論「正統と異端」も同封しましたのでご一読ください。

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