うんざりするニュース2005年08月17日 23時17分30秒

昨年、ブッシュ氏が再選されたとき、かなりのアメリカ人が真剣にカナダ移住を考えたという話がありました。お金持ちでなくても、そんな簡単に移住して仕事などを見つけることができるか?などと、疑問に思いましたが、その話も他人事ではないような雰囲気となってきました。日本で小泉自民党が総選挙で勝ってしまったら、私たちはどこにも逃げ出すところはないじゃないですか!

それは、冗談だとしても、今さら「国民新党」というのは何なのでしょう。「国民」という印籠をつくって(買ってきたのか?)、「平成の水戸黄門」とか言っている綿貫氏は、どういうセンスをしているのでしょうか。これでは、実際は、小泉メディア利用ポピュリスト集団の引き立て応援団ではないですか。

そして、ホリエモンを亀井静香の選挙区に立候補させるとか、東ちづるを野田聖子の選挙区に立候補させるとかいうニュースが続き、頭痛がしてきてしまいました。

いったい、議会制民主主義というものをどう考えているのでしょうか。実は自民党体制がそれだけ危機的だということなのですが、目先の勝利のために、自民党執行部全体が、代議制の原理なんてことを考えられなくなっているのでしょう。だけど、それほど国民をなめていてよいのでしょうか。見識のある国民は全国にかなりいるはずなのですが。
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_ モジモジ君の日記。みたいな。 - 2005年09月09日 00時21分33秒

経済、外交、社会保障等、と分けて勝手に総括してみる。 経済 デフレ脱出なくして景気回復はないし、景気回復なくして構造改革も無理。見当違いの対策(=構造改革)をとっている限り、国民に痛みを求めている限り、絶対に景気は回復しない。 参考: 不況は神罰ではない 文科系人間から見た「小泉改革の本質」@bewaad.com (↑bewaad氏の記事はとても分かりやすい。お勧め。似たようなことを「結局さっさとリフレ策やれって話になるわけか」で書いたけど、bewaad氏の記事の方が断然分かりやすい。) ...